Contents Commerce Lab

なぜ今コンテンツマーケティングが流行っているのか?

世界的に見ても、今最も主流なコンテンツマーケティング。本家アメリカでは、「約90%の企業がなんらかのコンテンツマーケティングを行っている」というデータがあり、日本でも「今後5年でコンテンツマーケティングを実施していない企業は生き残っていけない」とまで言われています。

コンテンツマーケティングの考え方自体はそれほど新しいものではないのに、なぜ今ここまでコンテンツマーケティングが叫ばれているのでしょうか。

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・3つの変化

コンテンツマーケティングがもてはやされている背景には、主に3つの理由があります。

1.Google検索エンジンの進化

2.Facebook、Twitter等、SNSとの相性が良い

3.ライフスタイルの変化

 

1.Google検索エンジンの進化

大きな変化として、やはりGoogle先生の検索アルゴリズムの変化があります。Google自体、検索アルゴリズムのアップデートは度々行っていますが、大きな変革が3つのアップデートです。

2011年の「パンダアップデート」、2012年の「ペンギンアップデート」、そして2013年の「ハミングバードアップデート」です。詳細はSEOのページで別途記しますが、簡単にいうとユーザーにとって有益な情報を持たない、内容のないサイトを検索対象から外し、より高品質で独自性の高いコンテンツを優先的に表示させるようになりました。また、2015年5月には、「クオリティアップデート」と呼ばれるアップデートを行っていて、よりコンテンツの質が問われるようになりました。要は、今までのブラックハット的なseoが通用しなくなり、ユーザー目線でユーザーの役にたつオリジナルな情報が求められています。

 

2.SNSとの相性が良い

FacebookやTwitterなど、SNSの普及に伴い、誰もが情報を発信できるようになりました。これまでは、TVCMのような形で、媒体に広告費を支払い、伝えたいメッセージを伝える、という方法が一般的でした。
しかし、SNSが普及するとユーザーの生活に入り込み、「面白い」「役に立つ」と思ってもらえることによってユーザーとのコミュニケーションが生まれるようになり、新たな可能性が広がりました。良いコンテンツは拡散され、多くの共感を得ることが可能となりました。

3.ライフスタイルの変化

インターネットユーザーのリテラシー変化といってもいいでしょう。ユーザーはリスティング広告やバナー広告、SNSでもジャンクなコンテンツはあえて避けるという風潮が生まれてきています。 これにより、今までの広告効果はどんどん薄れ、広告でも面白い、役に立つ広告でないと、ユーザーは受け入れてくれません。

まとめ

iPhone6sの売上が好調な中、新Safariでの広告ブロック機能が大きな話題になっています。また、年内にもGoogleのペンギンアップデート3.0が行われるとの噂もあります。BtoB、BtoCに関わらず、もう企業は広告に頼った集客から脱却し、コンテンツ重視の施策を行っていかなくてはいけない時代になってきています。

 以上、”なぜ今コンテンツマーケティングが流行っているのか?”でした。

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